すい臓が原因の口臭と、空腹時の膵液のガスによる口臭について

「空腹時は膵液が胃で分解されるときにガスが発生して口臭になる」という話を聞きますが、いったいどんなガスが発生するのか、おなかに溜まってしまうガス(げっぷやおならになる)と同じものなのか、などについての情報が探せずにいます。
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空腹時にこのガスが発生するとしても、それでも口臭が無い人がいる事実。

空腹時の膵液のガスによる口臭とは?

消化液である膵液。胃に食べ物が無いと胃は膵液を分解するのだとか。しかしこの時発生するガスが臭いをともなうらしいという情報を耳にします。

さらに空腹時というのは長時間唾液が分泌されておらす、ただでさえ菌が増えた状態のため、ダブルで臭ってしまうのかもしれません。

しかし・・・過去に激臭を放ち、黄疸が出るほどの状態だった管理人の考えでは、この「膵液が胃で分解されたときに生じるとされるガスが原因の口臭」というのは、普通の人でもあり得る程度のにおいだと考えます。

それよりももっと深刻なのはすい臓自体が原因の口臭ではないでしょうか。

すい臓と糖尿とダイエットが原因の口臭は大問題

個人的に、膵液によるガスよりも、膵液を作っている すい臓が弱っていることによる口臭の方が気になります。

「すい臓の機能が低下していることによってインスリンの量が減り、糖を細胞に吸収させることが出来ず、糖からエネルギーを得られなくなり、体が脂肪をエネルギーにした結果、ケトン体が発生して臭う」ことの方がキツイ口臭には多いかもしれません。

すい臓というのは忘れられがちで、でも悪くなった時にはかなり大変な状態のことが多い臓器だと聞きます。すい臓が原因の口臭がしたとしたら、すい臓が悲鳴を上げている合図、口臭を消すことよりもまず先に医療機関を受診していただきたいです。

すい臓はたくさんの消化酵素を出して食べものを消化してくれる上にインスリンなどのホルモンを出して血糖値を調節してくれる重要な臓器。
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(Photo :From Wikimedia Commons, the free media repository File)

すい臓が弱るとインスリンが減ります。インスリンは糖を細胞に吸収させるために必要。そして糖が細胞に届かなければ糖はエネルギーになりません。エネルギーが無いと体は脂肪をエネルギーにして、脂肪はエネルギーになる際に脂肪さんからケトン体を生み出してしまい、そのケトン体がアセトン系の臭いを出します。

この状態は非常に危険で、細胞に吸収されなかった糖は血液中に残ってしまって血糖値が上がります。長く続けば糖尿病にもなるでしょうし、血糖値が高いと血液はドロドロですから血圧も上がります。

またすい臓の働きは血糖値を調節するホルモンを出す以外に、初めにお話しした「膵液」を分泌しますが、この膵液は非常に強い消化液ですが、通常はすい臓にあっても問題ないそうです。しかし体に異常がある場合、膵液がすい臓の中にとどまってしまい、膵液が流れる膵管とつながっている胆管から何かの異常で胆汁が逆流するなどしてすい臓に入ってくることで膵液が活性化して強い消化作用を発揮してしまい、すい臓自体を消化しようとしていまうそうです。これが膵炎です。つまり、通常膵液はすい臓にいる間は消化能力が活性していないということです。

この膵炎にかかる人で、慢性的な慢性膵炎の人は、すい臓がんを発症する確率が高いと言われています。

さて、ダイエットでも同じようにケトン体の臭いが原因で口臭になりますが、ダイエットが原因の口臭についてはこちらに詳しく書きました。

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東洋医学ではすい臓が弱っている人は舌苔が厚い傾向にあるといます。口臭の原因の大半がこの舌苔を中心とした口内の揮発性硫黄化合物が原因とのことですから、すい臓が悪いとダブルで口臭がきつくなるのかもしれません。

すい臓からはインスリンというホルモンが分泌されますので、ホルモンバランスを整えることが大切なのはご想像のとおりです。ホルモンに関してはこちらに書きました。

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すい臓にはアスタキサンチンとセサミンがいい?

膵液が胃で分解されるときに発生するというガスの話に戻りますが、膵液は通常食事の後に分泌されます。しかし膵液というのは食べ物を見ただけでも刺激の強さによっては分泌するといいます。しかし毎回空腹時に膵液が出ているのは、やはり膵臓内にたまりすぎないように膵臓自身が膵液を周期的に追い出しているのでしょうか?

胆のうの場合は空腹状態が続きすぎることで胆のうの中の胆汁の濃度が濃くなってしまい、胆石などの原因になるとのこと。すい臓も定期的に使っていないといけないのだとは思います。
ということは胃がもたれていた理する場合を除いて、普段はしっかり適量を3食食べるのがいいでしょう。

脂肪や糖の多い食べ物の摂りすぎは大量の消化酵素を必要とするため臓器を疲れさせてしまいますからバランスのとれた食事が大切です。

またすい臓に良い栄養素としてアスタキサンチンがあります。

アスタキサンチンは強い抗酸化作用で体内を活性酸素から守ります。抗酸化作用にも種類があり、どのタイプの活性酸素に対して抗酸化作用を発揮するのかで、使い分ける必要があると思いますが、アスタキサンチンは脂質の酸化に対して強い抗酸化作用があります。

また、一重項酸素(紫外線などの刺激で皮膚や目に発生し、皮膚のタンパク質や脂肪を酸化させてしまう)に対しても強い消去活性が認められていて、この一重項酸素に対する抗酸化活性についてはビタミンEの500倍以上の効果があるとか!脂質過酸化抑制活性も数十倍以上とされていて、この世で一番抗酸化作用があると言えます。
と言うことは紫外線によるダメージからお肌を回復する、もしくは守る手助けに。

脂質の酸化からも守ってくれるという事で、動脈硬化や肝硬変の予防にも取っておきたいです。

インスリンを分泌するβ細胞は、活性酸素で作られてしまう過酸化脂質に攻撃を受けて糖尿病になるとも言われていますから、アスタキサンチンなどの抗酸化物質で保護したいわけです。
しかしここで問題なのが、アスタキサンチンは強い抗酸化作用を持ちますが、安定性が悪く、それ自体が酸化しやすいこと。

ところがセサミンは酸化されやすいアスタキサンチンを保護してくれます。

アスタキサンチンとセサミンを与えた場合、血液中と肝臓のアスタキサンチン量が有意に高いことが示されました。つまり、セサミンが酸化されやすいアスタキサンチンを保護することがわかりました。

サントリーホームページ ニュースリリース― 喫煙による自律神経の乱れに対する改善効果、およびアスタキサンチンに対する保護効果 ― より

アスタキサンチンは、さけ、いくら、えび、かになどに多く含まれますが、これらの生き物たちは「ヘマトコッカス藻」などの海の植物を食べる事でアスタキサンチンを蓄えているということです。ということで、このヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンのサプリメントがお勧めです。

脂溶性の栄養素は体内に蓄積されると言われています。アスタキサンチンも脂溶性なのですが、体内に残らないと現在のところは言われています。とはいえ、どんなものも摂りすぎには注意です。また何十年後かに新しい研究結果で「実は・・・」なんてこともあるかもしれないからです。

という事でほどほどに取り入れて、普段からバランスのとれた食事をおねがいします。

管理人は口臭対策の一環としてセサミンを取り入れていますが、セサミンにも脂質の酸化を防ぐ役割があります。普段は肝臓まで届かない事が多い抗酸化成分の中でも、セサミンは肝臓にまで届くとされています。また、すい臓と肝臓はとても深いつながりがあると言われ、肝臓が血糖値の調節にも深く関わっているといいます。

以下の記事でセサミンについて書いてます。

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