口臭すっきり&お口うるおう麹水。でも体質によっては注意?

肌がキレイになって腸内環境も整えると話題の「こうじ水」は、

こうじ(麹・糀)を水に浸すだけで簡単にできる酵素やビタミン・アミノ酸など栄養たっぷりの飲み物

酵素の効果で口内すっきり。アミノ酸の効果でうるおいまで与えてくれます。

その結果、口臭を消す効果も期待できるので、考えられる注意点と一緒に紹介します。

こうじ(糀・麹)水とは

こうじ水とは、「こうじ(麹・糀)」に水を入れて簡単に出来る麹の栄養たっぷりの水

麹とは、アスペルギルス・オリゼーという菌を蒸した米などの穀類に繁殖させたもので、ビタミン、アミノ酸や、糖質・脂質・たんぱく質などを分解してくれる酵素を豊富に含むもの。

麹、糀(こうじ)とは、米、麦、大豆などの穀物にコウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした微生物を繁殖させたものである。コウジカビは、増殖するために菌糸の先端からデンプンやタンパク質などを分解する様々な酵素を生産・放出し、培地である蒸米や蒸麦のデンプンやタンパク質を分解し、生成するグルコースやアミノ酸を栄養源として増殖する。
出典:Wikipediaフリー百科事典「

今回のこうじ水の麹は米麹。

米こうじは、蒸した米に麹を繁殖させたもの。

「白米に麹菌を繁殖させたもので、白米のでんぷんを糖化できるもの」などと基準が定めされています。(※国税庁告示第8号「清酒の製法品質表示基準を定める件」にて)

 

米麹で日本酒、麦麹で麦焼酎が作られます。味噌なら、麦こうじで麦味噌、豆こうじで豆味噌(八丁味噌)ができるそう。

 

日本人にとっては身近な食材ばかりですね。

ビタミン・酵素たっぷり

麹水としての”正確かつ正式な”栄養成分が見当たらなかったのですが、「こうじ水」はその名のとおり麹を水に漬けただけなので、麹の栄養から想像したいと思います。

麹には、炭水化物、脂肪、たんぱく質以外に、ビタミンB群(葉酸、ビオチン等も)、ビタミンE、ミネラル類、食物繊維、そして各種酵素が含まれています。

デンプンなどをブドウ糖に分解して体のエネルギー効率を高めてくれるアミラーゼ、たんぱく質をアミノ酸に分解するプロテアーゼ、脂質を分解するリパーゼなどが含まれます。

よく、手作りで酵素飲料を作るとき、菌や酵素がどんどん増えるという感覚はありますが、こうじ水も同じように考えて良いのかは不明です。しかし、8時間置く意味を考えると、ある程度は増えていてほしいです。

腸内環境を整える

麹水で腸内環境が良くなる可能性があるようです。

麹に含まれる酵素によって消化吸収が良くなることで腸の働きが良くなる他、麹菌が腸内の善玉菌を増やすのだとか。これはおそらく、麹が作り出すオリゴ糖が善玉菌のエサになるから。

腸内環境をさらに良くするためには水溶性食物繊維もとりたいですね。

腸が原因の口臭に酪酸菌(腸活で口臭対策)
らくさん菌(酪酸菌/宮入菌)という菌をご存知でしょうか。薬局、ドラッグストアに整腸剤として、この酪酸菌入りのお薬が売られています。 腸内細菌のバランスを整えるビオフェルミンなどの近くに陳列されており、ビオフェルミンが「乳酸菌」であるの...

麹水と甘酒の違いは

こうじ水は、麹の栄養と酵素が含まれた飲み物です。

甘酒が「米麹と、適切な温度の白米が発酵・分解した、ビタミンやアミノ酸が豊富でお米のでんぷんが糖化した甘い飲み物」であるのに対し、

麹水は「麹の栄養がそのまま水に溶けだしたもの」です。

ですから、まだ麹そのものの栄養を体に吸収する感じ。(保存環境によっては自己発酵は進む)

また、麹水はお米が無い分低カロリーで、蒸したお米が糖化していないので甘酒よりも糖質が少ない飲み物。ほんのり甘くて美味しいので、ごくごく飲めて水分補給にもなります。

 

エネルギー補給の意味では甘酒が優秀です。

甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれている。ブドウ糖以外の成分は原料米とのコウジカビ属(Aspergillus)に由来するが、これらの栄養はいわゆる栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから、「飲む点滴」と称されることもある
出典:ウィキペディアフリー百科事典「甘酒」

甘酒の場合は、麹が白米の糖質をすでにブドウ糖に変換している状態なので、体に入るとすぐにエネルギーになってくれる点でも「飲む点滴」と言われているようです。

麹水の作り方

材料
・こうじ100g(固まったものは手でほぐす)
・水500ml(ミネラルウォーター)
・不織布(お茶やだしのパック)
・ガラス製などの容器(麹が水を含んで膨らむので大き目の容器がおすすめ)

 

消毒したガラス製などの容器に不織布に入れた米麹100gと、清潔な水500mlを入れます。

冷蔵庫で約8時間~10時間ほどで出来上がり。

 

麹は3回使えるそうですが、環境によっては2回とかにした方がいいかも?

 

味は…麹で作った甘酒を濾して水で薄めたような感じ?

 

ところで管理人は麹水を不織布無しで作っちゃいます。ただ大きなコップに麹を入れて混ぜて冷蔵庫にいれて、上澄みを別のコップに移して飲んでしまっています。もしくはスプーンで混ぜて最後に不織布で濾すことはあります。

不織布ならなんでもいいみたいですが、個人的にはお茶パックやだしパックなどに使用されている不織布が良いかなと思っています。

麹には生麹と乾燥麹があります。生麹のほうが栄養がたっぷりで酵素活性も高いらしいのですが劣化も早いため、保存性が高い乾燥麹が使いやすいと個人的に思います。また麹は菌なので、微妙に成分が違う点を考えて毎回違うメーカーの製品を使用しています。個人的な見解です。

こうじ 200g×4個 (元詰800g) 白雪印 乾燥米こうじ 国産米使用 倉繁醸造所 米麹 米糀 乾燥こうじ 甘酒 塩こうじ メール便送料無料

価格:950円
(2018/12/2 05:38時点)
感想(1586件)

 

こうじ水で口臭予防

口臭には、甘酒よりも「麹水」のほうが適していると思う理由があります。

こうじ水でお口がスッキリする理由

さきほども紹介した糖質分解、脂質分解、たんぱく質分解により、口内の食べかすや口臭の原因ともなるたんぱく質を分解すると思われる麹水。

甘酒にもこれらの酵素は生きていますが、お米自体が糖質のカタマリ。ビタミンB1が糖質をエネルギーに変えてくれるので栄養食としては甘酒は良いかもしれませんが、こうじ水のほうが水分も多く口内がさっぱりします。

口内がうるおう理由

よく、麹水を化粧水として利用している人がいます。

麹の作り出す成分にアミノ酸がありますが、アミノ酸は肌の細胞を構成する成分の一つでもあり、コラーゲンの成分んでもあります。

また、肌にうるおいも与えますが、それは肌にもともと備わっている天然の保湿因子「NMF」の成分の多くがアミノ酸だから。

通常、たんぱく質がアミノ酸になるのですが、アミノ酸の状態で補給すると効率よくうるおい成分になってくれる可能性が高いようです。(麹をメインにした化粧品もあるほどの美容効果)

そして、口内粘膜は他の皮膚に比べて角質層が薄く、良くも悪くも「成分を吸収しやすい場所」。

うるおいの元になるアミノ酸を吸収すれば口内粘膜が健康になる助けになるかもしれません。

またアミノ酸の中には唾液の分泌を促進するものもあるのだとか。例えばうま味調味料などにも含まれているグルタミン酸などもアミノ酸。

口内をうるおす口臭対策の1つとして、麹水も役立ちそうです。

腸内環境が良くなると口臭予防にもなる

腸内環境のバランスが口臭の有無にも大きく関係しています。

腸内に悪玉菌が多いとお通じも悪くなり、体内に腐敗物が溜まる他、腸が炎症を起こすと腸壁から様々な物質が体内に侵入し、例えば血管に到達すると血液とともに全身に回ってしまう事も。腸内のガスまでもが肺に到達して呼気となって悪臭を放つという説もあります。

麹が作り出すオリゴ糖で善玉菌を増えれば、悪玉菌がどんどん減ってくれるかもしれません。

先ほども言いましたが、ゲル状の物体になって体の余計なものを持ち去ってくれる水溶性食物繊維もとりたいです。

感想

こうじ水でお口がすっきりするといっても、こびりついた舌苔を全部取り除いてくれるわけではありませんので、口臭を消すためには、オーラルケアもしっかり行いたいです。

口内がすっきりする感じがする

特に食後に飲むと、舌がすっきりする感じがあります。

でも、早く飲むのと、ゆっくり飲むのでは少し感じが違う気もします。

常識的にはゆっくり飲むのが良いはずなのですが、ゆっくり飲むと、口内の要らないものを麹水と一緒に飲み込む感覚で、早く飲むと、水分が吸収された後も麹の成分が口内に残っている感じがします。口臭予防のためには通常ならそうしたものには早くご退場いただきたい所ですが、麹なので何となく安心。きっとしばらくの間口内のたんぱく質や脂質糖質を分解するお仕事をしてくださることでしょう。

甘酒をこうじ水で割った飲み物もおすすめ

個人的に甘酒はあまり飲まないのですが、飲むなら手作りの「発芽玄米甘酒」!

玄米を発芽させた発芽玄米は、玄米よりも栄養価が高く、しかも栄養が吸収しやすくなったお米。

甘酒にすると白米の甘酒よりも栄養価が高くなるそうです。

さらに「こうじ水」で割った日には…とてつもない健康飲料の出来上がりです。

(商品は一例です。イロイロ検索してみてください)

【新米】無農薬の発芽玄米白米モード楽々炊飯!圧倒的に美味しい無農薬の玄氣1.5kg×3袋(4.5kg真空パック)【無農薬 玄米 発芽玄米 無洗米】

価格:4,480円
(2018/12/4 05:16時点)
感想(7958件)

発芽玄米甘酒のおすすめのレシピ
Cpicon 簡単♪発芽玄米でとろり甘麹(甘酒)作り方 by 面倒くさがりアイダ

 

管理人流の簡単な作り方
・米1合で出来上がり量1リットルくらいのお粥を作る。
・60℃(飲み頃温度の緑茶くらいの温度?)くらいに冷ましたお粥を炊飯器に移し、米麹200g(乾燥麹はひたひたのぬるま湯でふやかして活性化させておく)を入れて混ぜる。
・60℃を超えないように、ラップをして炊飯器の蓋を開けっぱなしにして10時間ほど「保温」で放置。
炊飯器によってはラップでは高温になり過ぎるので布巾かキッチンペーパーでも。逆に低温過ぎる場合は炊飯器のフタは半開き状態にするなど工夫が必要。

この発芽玄米甘酒をこうじ水で割って飲んだらおいしかったので、時々飲むようになりました。といっても、友達が作って分けてくれることが多いです。(ありがとう)

口臭対策は、時に楽しくないと続きませんよね。美味しいってうれしいです。

 

発芽玄米甘酒もネットで買えちゃう時代。

仙醸 発芽玄米あまざけ(甘酒)(400g)

価格:453円
(2018/12/4 05:43時点)

一例です。商品によって発芽玄米の配合の割合が違うみたい?

体質によっては要注意?

口臭の原因の1つに「口腔カンジダ症」という病気があります。

カンジダ症は通常は一定量に保たれているカンジダ菌(真菌類・カビ)が、免疫力の低下やビタミン不足、病気などによって菌のバランスがくずれて異常に増えた状態状態をいい、それが口腔内にみられるものが「口腔カンジダ症」で、唾液の分泌も減るなど、口臭の原因になっています。

通常は抗真菌剤などで治療しますが、この時に良い菌まで殺してしまうので、出来れば菌のバランスを整えるために善玉菌を補給しましょうという考えもあります。

そこで発酵食品である麹菌も良いと言われ、味噌や甘酒をせっせと食べましょうという健康情報が多いです。

一方で、カンジダも麹も同じ真菌類(カビ)だから、注意が必要という情報もちらほら。

しかしカビにも菌と同じで悪玉と善玉があって、麹は善玉。発酵に必要な菌です。

一方のカンジダ菌は、腐敗させる菌です。

また、悪い方の真菌(カビ)は、食べなくても呼吸して肺に入るだけで病気の原因にもなりうる種類も存在します。

という事で、麹菌と腐敗のカビ菌とは全然別物なのです。

ただし、アスベルギルス属のカビにアレルギーがる人は、麹をとるのは避けたほうが良いようです。

あと、もしカンジダ菌で悩んでいる場合は、カンジダ菌に対して効果があるというローズ水もおすすめ。

 

 

どんなに良い善玉菌でも、同じ種類ばかり摂るのは考え物。まだまだ解明されていない事も多いからです。リスク分散のためにも、菌はバランスよくとりたいです。

 

そして、菌うんぬん以前に、こうじ水も甘酒も、「糖が多い」食べ物。

麹には糖をエネルギーにするビタミンB1も含まれていますが、カンジダ症にしても、甘いものを取り過ぎると悪化する傾向に。また、高血糖の人にとっては血糖値上昇の原因になるかもしれません。

このあたりは、麹の問題ではなく、甘いものや糖質の多い食品全般に言える事ですが…念のため。

まとめ

ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素など栄養たっぷりの「こうじ水」。

甘酒より甘さも糖質も控えめで、水分補給にもなり、各種分解酵素によって食べた物の消化吸収も促進。

さらに麹が作り出すオリゴ糖は善玉菌のエサになり、悪玉菌を減らしてくれる他、豊富なアミノ酸はお肌だけでなく口内粘膜にもうるおいを与え、唾液の分泌を促進してくれる可能性もあります。

そんな優秀な健康飲料の「麹水」を適度に取り入れる事は、日々の口臭対策におすすめできそうです。

はやく皆さんの口臭が消滅してくれますように。