睡眠と口臭「睡眠で自律神経を整えて唾液を出す」

いつもは、朝起きたら寝起きの口臭が気になるのに、「なぜか今朝は口臭が無い」なんて時がありませんか?「いっぱい寝たときより、ぐっすり寝てスッキリ起きたときの方が口臭が無い」もしくはいつもよりは臭わない、なんてことはありませんか?
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20年来のひどい口臭を激減させた管理人の経験では、ただたくさん寝たときよりも、質の良い睡眠をとった時の方が口臭が無いことが多い気がします。
もちろん、たっぷり寝て、しかもスッキリ目覚めることができるなら、なおさらいいですよね。睡眠不足が積み重なると、体調も悪くなります。しかし、ただたくさん寝ればいいというわけでもなさそうです。

今回は睡眠が口臭にどう関係しているのか、朝の口臭にはどう関係するのか、また、どうすれば短い時間でも質の良い睡眠をとれるのかについて考えました。

寝ている時に口臭の原因を取り除く?

「寝ている間は唾液の分泌が減少して、寝起きの口臭の原因になる」のが一般的です。
しかしそれと同時に「寝ている間は、唾液を増やし唾液の質を高めるための自律神経を整える大事な時間」でもあるようです。

自律神経とは、私たちが無意識であっても内臓などの働きを管理してくれている神経のこと。私たちが無意識でも心臓は動きます。体温も維持してくれるし食べたものを消化したり、無意識に呼吸したりしてくれるのも、自律神経が働いてくれているからです。自分の意思で動かせないのが自律神経で、自分の意思で動かせるのが体性神経(手足を動かすなど)です。

よく「自律神経の支配下にある~の臓器」などという言い方がされるほど重要なものです。

自律神経には交感神経と副交感神経があります
●交感神経:活動している時、緊張している時の神経→起きている時の神経
●副交感神経:休んでいる時、リラックスしている時の神経→寝ている時の神経

交感神経が特に優位になるのは、緊急の事態に直面した時です。命を守るために全精神を身を守ることに集中させなくてはいけません。
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そういう差し迫った状態の時、自律神経はいつでも戦うか、または逃げられるようにと神経を緊張状態に押し上げ、交感神経が優位になりす。瞳孔が開き、心拍数が上がり、筋肉は硬直します。この時、内臓の機能は邪魔になりますので抑制され、アドレナリンを分泌して痛みも感じないそうです。アドレナリンとは、きわめて交感神経が優位の時に出る物質で、恐怖や不安を感じた時、空腹時、怒りを覚えたときや過剰に興奮したなどに放出されるもので、差し迫った状態を解決、または回避するための力、つまり火事場の馬鹿力とも言えるかもしれません。

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それとは逆の働きをするのが副交感神経。
瞳孔が閉じ、呼吸が深くなって心拍数が下がり、血圧は安定し、筋肉が緩んで、内臓の機能が上がります。体を休めたり栄養を摂ったりするためです。そしてこの時、アドレナリンの代わりに幸せのホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されるそうです。よく、「緊張した時に口が渇く」という状態は交感神経が優位になっている状態です。

これは唾液腺(唾液を出す器官)が交感神経が緊張すると、粘り気のある濃い唾液が出るようになっている為です。

それとは逆に、副交感神経が優位になっている状態は、唾液腺からは消化酵素成分の多い薄い唾液が出ます。
先ほど副交感神経が優位の状態で「内臓の機能が上がる」とお話ししました。唾液は消化機能にも関わり、副交感神経が優位の時に量も質も上がるそうです。

睡眠で自律神経を整えて唾液出そう!

さて、ここからがポイントなのですが、
命を守るために火事場の馬鹿力は大切ですが、ずっとその状態だと内臓の機能が維持できません。

自律神経というのは、この交感神経と副交感神経のバランスが大切で、どちらか一方だけがずっと優位であるといけません。どちらかがずっと優位な状態が続くと、自律神経が乱れる原因になるそうです。

そこで大切なのが睡眠。

副交感神経は休んでいる時に優位になる。

現代人はストレスなどから交感神経優位の状態が多いため、定期的に副交感神経の状態にもしておかなくてはいけません。そのため、同じ周期で睡眠をとることが本当に大切だそうです。

睡眠は体の疲れを取るだけではありません。
脳も同時に回復させます。

自律神経の中枢が、実は脳の視床下部にあるのだそうです。

つまり脳の視床下部で、交感神経と副交感神経のコントロールをしているため、脳を休めなくてはいけないという事のようです。

睡眠を摂ることは、疲労回復、ストレス解消のほか、自律神経のバランスを整えると同時に、自律神経に指令を出す脳の視床下部も回復させることになりますね。

自律神経が整えば、唾液腺の働きも正常になります。
唾液腺が正常になれば正常な唾液が多く出ます。

朝、夫や妻は臭わない、友達は臭わないのに自分だけ臭う原因は唾液の質も大いに関係しています。

夜歯磨きを念入りにしようが何をしようが朝どうしても強烈に臭ってしまう人がいます。

寝ている間に口内の細菌が増え、腐敗して口臭と認識されるガスが発生するわけですが、唾液の殺菌力が高い人は高い確率で臭わないか、臭っても大した臭いではありません。(もちろん、他の原因もありますが、この記事では朝の唾液にフォーカスしています)

とにかく唾液を正常に出す環境を作るにはまずは良い睡眠から。睡眠はしっかりとりたいですね。
(参考サイト:Wikipediaフリー百科事典 ” 唾液腺 “、” 自律神経系 “、 ” アドレナリン “、” 視床下部 “)

メラトニンを意識して質の高い睡眠をとる

しっかり眠れといっても、ダラダラ長い時間寝ればいいわけではなさそうです。もちろん、睡眠不足はいけません。

私たちは寝ている間に脳や体の疲労を回復し、自律神経を整え成長ホルモンを分泌し、細胞、皮膚、内臓などを修復したりするわけですが、この成長ホルモンをもっとも分泌するのが睡眠状態に入ってからの3時間といわれているそうです。

寝始めてから3時間の間に成長ホルモンのほとんどを分泌するのだそうです。そして免疫機能が上がって病原体と戦うのも大体この3時間とのこと。

ということで、寝始めてから3時間は深い眠りをキープしたいわけです。

寝始めて3時間経たないうちに間にトイレなどで目が覚めたりすれば、この成長ホルモンの恩恵が半減してしまいます。

そこでメラトニンコルチゾールの出番です。

メラトニンとは睡眠を促す性質のあるホルモンです。

抗酸化作用の強いホルモンで、起きて日を浴びてから約15時間後に分泌がはじまり、寝るころには睡眠へと導いてくれます。

そのメラトニンを夜分泌する為には起きたときに日を浴びて、その後しっかり活動し、決まった時間に眠ること。

つまり、規則正しい生活をすることです。

寝る時にメラトニンが分泌してしっかりと眠りに入ると、寝てから3時間の重要な睡眠の質が上がります。
正常な睡眠を得られた場合、起きる時にはコルチゾールが分泌されて、メラトニンが抑制されてすっきりと目覚めるのだそうです。そこでしっかり太陽の光を浴びます。するとまた約15時間後にメラトニンが働き始めて眠り安い状態に。

規則正しい生活は好循環を生むのでしょうか。

さて、
よく、22時か23時から夜中の2時までのゴールデンタイムに寝ましょうという話がありますが、それはもしかしたら厳密には正しくはないかもしれません。

重要なのは寝てから3時間はぐっすり深くしっかり寝ること、起きてすぐ太陽の日を浴びること、決まった時間に寝ることのようです。(だからと言って毎日3時間だけ寝ればいいものではありません)

おそらくは理想的な生活が、大体22時か23時に寝れば朝6時頃起きられて朝日を浴びて、ご飯を食べて出勤または家事や勉強(人によっては修行や闘病や介護など)などをして昼ごはんは12時か13時かで、そうすれが夜ごはんが18時頃食べられて、食後3時間は空けて眠れるといったものなので、そうなると大体22時から23時から2時ごろまでが理想的なゴールデンタイムになるのかもしれないですね。(諸説あります)

太陽を浴びられる時間に起きる=暗い時間に寝ることは最低限守らなくてはいけないかもしれませんが

現代人は忙しいので、毎日朝7時に起きて23時に寝るなど不可能な方が多いと思います。

そんな現代人でも、出来る限り太陽を浴びて暗い時間にねることを習慣づければいいのだと管理人は個人的に思います。

注意
●メラトニンは寝る時にブルーライト(PCやスマホの光など)を浴びてしまうと分泌量が減るそうです。できれば暗い部屋にしてしばらくリラックスし、睡眠モードになってから寝たほうがいいそうです。

●寝る前にお風呂につかるのはリラックス効果で副交感神経が優位になりますが熱いお風呂は逆効果。交感神経を刺激してしまいます。リラックス効果の高いマグネシウム配合の入浴剤が人気である理由の1つに、マグネシウムが睡眠に関係しているということです。マグネシウムなどのミネラルは、体内の酵素が働くためになくてはならないもの。特にマグネシウムは筋肉の緊張をときほぐすなどの効果も。また、白髪などにも効果的。ただし、高齢であったり、持病等が有る場合は副作用の恐れもあるそうです。普段からミネラルバランスを意識した食事で適度に摂る事で、酵素の働きもよくなり、ストレスによって消費されるマグネシウムのほきゅうにもなりそうです。

●寝る前の歯磨きは歯茎を刺激して目が覚めたり交感神経を優位にしかねないそうです。
(食事の直後の歯磨きもNG。食べた直後の歯磨きは歯が刺激を受けやすい上に唾液を減らします)

●食事は寝る3時間前までに!
寝る前に食事をすると寝ている間も体は一生懸命消化活動を続け、深い睡眠状態に入れなくなります。それ以外にも血糖値が上がったり下がったりして交感神経も刺激されます。

●アルコール、たばこは脳を覚醒させてしまうようです。

●栄養不足はメラトニンや睡眠中の成長ホルモンの素となるタンパク質が不足。

●寝る前に大量の水をのみすぎない。トイレに起きてしまっては睡眠が途切れる原因に。

まとめ

睡眠をとることで自律神経を調節し、自律神経に支配されている唾液腺が正常に働くことが出来るかもしれません。

質の高い睡眠を習慣化すれば徐々に自律神経が整い質のいい唾液が多く出るようになる可能性が高いです。

質の高い睡眠は、起きて太陽の日を浴びることから始まります。そして日中はバランスの取れた食事をすることで睡眠に大事なマグネシウムなどのミネラルバランスも整いそうです。

日の光を浴びてから約15時間後に睡眠のホルモン、メラトニンが分泌され、寝る体制に入ることで深い睡眠が得られます。

また、正常な睡眠が得られるとその内起きる時に目覚めのホルモン、コルチゾールが分泌。すっきりとした目覚めで日中も元気に活動できそうですね。

寝てから特に3時間の間に成長ホルモンは働きます。

特にこの3時間の間はぐっすり寝るれるよう、寝る前には出来るだけ刺激物を避け、食事は早めに済ませたいですね。

ここまで、口臭と睡眠についてのお話しでしたが口臭に良かれと睡眠を摂ることは=健康になることです。

もともと、睡眠にはアンチエイジングの作用もたっぷり。睡眠中の成長ホルモンは、細胞の新陳代謝を促し、皮膚、筋肉、骨の形成、内臓の修復などの働きが美肌に導いてくれます。

先ほどのメラトニンにも強い抗酸化作用があります。
しかもこのメラトニンの抗酸化作用は全身に行き渡る性質があり、結果的に全身の若返りにつながります。

さらには自律神経を整えて唾液の質が上がり、量が増えることになるとお話ししましたが、この唾液にも、若返りのホルモンが含まれます。

唾液には成長ホルモンの一種である「パロチン」が含まれています。

このパロチンは皮膚や筋肉や目などの粘膜を強くして肌のターンオーバーも促進してくれると、今話題のホルモンですね。

ローヤルゼリーの様な効果だということで、みなさん良く噛んで食べることでパロチンを分泌させようと美活されています。

唾液には他にも抗酸化成分ペルオキミターゼや消化を助ける酵素アミラーゼなども含まれます。

唾液を出して口臭もシミも消してついでに美肌も手に入れたいところです。

ホルモンといえば、自律神経と一緒に体を通常に保つために働いていると言われています。ホルモンは分泌された後、血液に載って全身に回りますが、このホルモンバランスが崩れることもまた、自律神経の乱れに繋がるため、非常に大切だそうです。よく、鉄分不足によって貧血になったりするのもホルモンバランスの乱れの一種。女性の場合、生理の周期によって口臭の状態も左右されますが、これはホルモンバランスの乱れが、自律神経にも影響しているため。自律神経の乱れはその支配下にある唾液腺にも影響します。
ということで結局すべての栄養のバランスが大事だそうです。結局健康になることが大事という事ですね!
鉄分が足りたない場合のサプリメントについてはこちらに少しふれました。

鉄分不足が原因の口臭について(iHerbで買える口臭対策製品より)

自律神経を整えるセサミンについてはこちらの記事もどうぞ

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